沢の鶴 X02 純米大吟醸
- 2019/06/25
- 18:20




沢の鶴 X02 純米大吟醸
兵庫県神戸市の沢の鶴株式会社さんで醸されるお酒です。
「沢の鶴」といえばスーパーや居酒屋で見かけることも多いですよね。
歴史ある灘の酒造メーカーのひとつですね。
今回頂くのは昨年頂いたX01に続くお酒であるX02。
機械メーカーの「ヤンマー」と共同で酒米の開発から取り組んだお酒ですね。
使用米は「沢の鶴とヤンマーバイオイノベーションセンター倉敷ラボのきょうどうけんきゅうによって選出された品種」とのこと。今現在は品種登録出願準備中らしいです。
ザックリと言ってしまえば山田錦並みの味で、山田錦より育てやすいお米を開発するというコンセプトのようですね。
その酒米を使用し、精米歩合は50%の純米大吟醸です。
値段はX01と同様180mlで1500円(税抜き)と高額ですが、今回は720mlも発売されているので、ある程度かお米を増産することには成功しているのでしょう。
ちなみにラベルのQRコードを読み込むと、お米や造りの詳しい情報を見ることができます。これはなかなか面白い試みですね。
さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香はうっすらとカプエチ系の香りが感じられます。
X01よりは濃く、重みのある印象。
含んでみると…X01よりは美味しい!
甘味は普通~やや強め程度のもの。日本酒度-8ですが、数値から連想するよりは弱めの甘味。
やや重めのクセを伴いつつ、果実感もありますね。
旨味は明確にX01より強めと言えるでしょう。甘み同様やや重め。
甘味も旨味も重さがある割りに線は細い印象です。
後半はやや水っぽく、サラリとした中で軽い甘味とちょっとしたクセが顔を出します。
飲み下した後はサラリとした水っぽさと、喉の奥に甘い余韻が残ります。
X01と比較すると、かなり進歩していると思います。
特別美味しいわけではないけれど、まあこれならって感じです。
でもこの値段で買うかといわれたら…答えはNOですね。
X01、X02ともに頂き物でしたが、仮に来年X03が出たとして頂けるのであればどれほど進歩したか飲んでみたい気もしますね。
沢の鶴 X02 純米大吟醸
沢の鶴株式会社(兵庫県)
お気に入り度 8.2/10.0
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