風の森 愛山 純米大吟醸 しぼり華
- 2019/05/24
- 16:22




風の森 愛山 純米大吟醸 しぼり華
奈良県御所市の油長酒造さんで醸されるお酒です。
爽やかなガスが魅力の人気銘柄ですよね。
お気に入り銘柄の一つなのですが、ブログ的には昨年8月以来の登場ですね。(鷹長は飲んでますが)
今回頂くのは、裏ラベルの説明いわく「一度限りのチャレンジ」らしい愛山の純米大吟醸。
使用米は兵庫県産の愛山、精米歩合は50%。
例によって無濾過生原酒ですね。
風の森の愛山といえば精米歩合80%の純米酒であり、スペックではっきりと差別化できています。
また、仕込み水用の井戸は順次掘り進めていると聞きましたが、今年4月出荷分より仕込水の硬度が250mg/Lとなっているようです。
つまりは以前より硬くなったということですね。僕はそのあたりの比較をできるほど風の森を飲んでいませんが、飲み慣れている方には変化がわかるかもしれません。
さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香は嫌味のないマスカット系の甘い香り。
変にアルコールが目立つこともありませんね。
含んでみると…僕は好きな味です!
甘味はやや強め。
やはりマスカット、微かにイチゴな感じの甘さ。割りとストレートに甘味を感じられます。
記憶が曖昧ですが純米と比較してよく言えば癖がなくクリア、悪く言えば単調なものでしょう。
ただ僕的にはとても好きな甘味です。こういったクリアだけど強い甘味は好きなんですよ。
ガスはちょっと強めの微炭酸程度、「あぁ、風の森だ」って思えるような強さ。
やや線が細く思える割りに、旨味の膨らみはしっかりとしています。
旨味と共に軽い苦味も見え隠れしますね。
終盤は若干の硬さと引っ込んだ後の苦味の残滓、それから軽い甘味が残ります。
ガスが爽やかで甘旨い、とても美味しいお酒でした。
僕的には風の森の中でも上位に入るであろう味わいです。というか、甘旨系が好きな身としてはトップクラスと言っても差し支えないでしょう。
今回限りなんてもったいない、来年以降も出し続けていただきたいものです。
たとえレギュラー化して値上がりしても、僕は買いますよ。
風の森 愛山 純米大吟醸 しぼり華
油長酒造株式会社(奈良県)
お気に入り度 9.0/10.0
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