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花泉 上げ桶直詰め 純米無濾過生原酒(27BY)

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花泉 上げ桶直詰め 純米無濾過生原酒(27BY)

福島県南会津郡の花泉酒造さんで醸されるお酒です。
花泉酒造さんではこの花泉の他にロ万という銘柄もあり、全国的にはロ万の方が有名かもしれませんね。
あくまで僕個人の意見ですが、ロ万よりも花泉の方が好きなんです。
ロ万は確かに濃厚甘口、一見すれば僕の好みはこちらですがどうにも重い。
対して花泉は昔からある銘柄だけあって、どちらかと言えばライトな酒質です。
このあたりは人によって好みが分かれるところでしょう。

今回頂くのは、花泉の27BYのお酒です。
会津産米65%精米の純米酒、その無濾過生原酒です。
アルコール度数は19%と高めのものですね。
おそらく瓶詰め後の蔵熟だと思います。
同スペックの28BYを以前頂いています。このスペックは花泉の中でもパンチのあるものですね。
大森弾丸ツアーの予習として福島酒を購入しようと思ったときにこのお酒を見つけまして、奈良萬純吟と悩んだ末の購入となりました。

さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は嫌味の無い熟成香。
薄っすらとしたカラメルにフルーツが混ざったような香りです。

含んでみると、これはなかなか…
甘味は強め、しっかりどっしりとした感じ。
印象としてはカラメル+プルーンっぽいのですが、いわゆる琥珀色の熟成酒的なものよりもはるかに軽やかです。
葡萄のような軽い果実感も残っており、なかなか個性的な味。
そして、旨味もしっかりとしたふくらみを見せます。
舌の上で転がしたときの旨味は、新酒ではなかなか味わえないものですね。
軽い熟成感のある含み香と旨味の膨らみは、僕のように熟成酒を飲む機会が少ない人間としては新鮮に感じられます。
序盤から悪目立ちし過ぎない、しかし強めのアルコール感があり、全体を通してインパクトのある味わいとも言えます。
終盤は厚みのある甘旨味の余韻を残しつつ、パンチのあるアルコール感でキレます。
また開栓後の味持ちも良いです。
このあたりは熟成酒だからなのかもしれませんね。


程よい熟成感のある美味しいお酒でした。
またおそらく熟成前と同価格での販売であり、このあたりは消費者としては嬉しいところ。
僕個人として思うのは、熟成に際してかかる蔵賃は蔵元が持つべきだという点です。もちろん熟成することを前提としているお酒や、消費者から蔵元での熟成の要望があったお酒であれば話は別です。
これに関しては様々な意見があると思いますが、じゃあスーパーが勝手に熟成した魚を高額で消費者が買いますか?と。それと同じ話なのです。
「魚は劣化するじゃないか!」という方もいるかもしれませんが熟成というのは表現が違うだけで、本質的には劣化と同義です。あくまで時間による変化を人間にとってポジティブに捉えた言葉でしかありません。長期保管で日本酒の味が向上する保証などどこにもないのです。
もちろん樽による熟成など生産者でないと出来ない熟成であれば付加価値も致し方なしでしょう、つまりは意図して熟成させることで完成品となる、そういったものには相応の値付けがされるべきです。
しかしながらそうでないのならこのお酒のように本来の価格で販売されるべきだと思います。
偉そうにつらつら書きましたが、そういった意味でも良いお酒だと思います。

花泉 上げ桶直詰め 純米無濾過生原酒(27BY)
花泉酒造合名会社(福島県)
お気に入り度 8.6/10.0

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