尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり(30BY)
- 2019/02/27
- 16:52





尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり(30BY)
群馬県館林市の龍神酒造さんで醸されるお酒です。
「尾瀬の雪どけ」と「龍神」の銘柄があり、どちらも首都圏でも見かけることが多いですね。
今回頂くのは尾瀬の雪どけの春季限定商品です。
使用米の記載はありませんが、精米歩合50%の純米大吟醸。赤色酵母使用の桃色にごりですね。
赤色酵母の特性もあり、アルコールは10度と他の桃色系同様低アルコール。
この桃色にごりは実はブログを始める以前から5年ほど連続で飲んでたりします。
裏ラベルにはハッシュタグみたいな感じで色々書かれていますが、「♯大切な人と一緒に」が独り身の心を抉り「♯ひとりでも美味しい」で傷口に塩を塗られている気分になるのは僕だけでしょうか…
昨年までは穴あきのスクリューキャップでしたが、今年からは穴あき栓(一升瓶とかでよくあるやつ)になってます。
「噴き注意」とありますが、27BYのものとは異なりほぼ噴く心配はありません。
さて、それでは早速頂いてみましょう。
上立ち香は、酸を中心に甘さが混ざったもの。
いわゆる桃色にごりの香りで、毎年恒例の香りですね。
含んでみると…ん?いつもより飲みやすいぞ。
舌先に真っ先に感じられるガスは微かなもの。個体差もあると思いますが、ここ数年では一番弱いのではないかと思います。
甘味は当然ながら強め、強い酸味と相まってイチゴミルク+ヨーグルトみたいな甘酸っぱさ。
と、ここまで字面だけだと昨年までと一緒ですが、「強い酸味」とは言っても強さが全然違います。
昨年までは初日は強すぎ…もとい刺すような刺激的な酸味だったのが、今回はそこまで刺々しくありません。多分、29BYの二日目と同程度の酸味なのではないかと思います。
そのためか初日から甘味が立ち、ややイチゴ的な印象が強くなっています。
終始、まろやかな甘酸っぱさが感じられますが、終盤は赤色酵母のお酒にありがちなキュッと締め付けられるような苦渋味が出てきます。
甘酸っぱく、度数の低さも相まってスルスル飲めてしまうお酒だと思います。
個人的には季節を感じられるお酒だと思うので、来年以降も年一回の楽しみとして飲んでいきたいと思います。
尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり(30BY)
龍神酒造株式会社(群馬県)
お気に入り度 8.6/10.0
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