奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
- 2018/07/30
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奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
福島県二本松市の奥の松酒造さんで醸されるお酒です。
「奥の松」といえばスーパーでも購入可能な、そこそこ多い生産数を誇る銘柄ですよね。
中でも特別純米は多くのスーパー、コンビニで取り扱いがあります。離島でも割と入手できるので、出張の際にどうしても日本酒が飲みたくなった時にはお世話になっています。
大学生時代にバイトしていたお店で扱っていたこともあり、日本酒を飲み始めた頃は飲む機会が多かった銘柄です。
先日郡山に遊びに行きまして、その際に友人から2種の奥の松をいただきました。
今回頂くのは鑑評会金賞受賞酒です。
使用米は山田錦で精米歩合は40%、アル添大吟醸の雫酒ですね。
奥の松の通常ラインナップの中にも同じ「大吟醸雫酒 十六代伊兵衛」は存在するのですが、中身はちょっぴり違うんです。
通常品は自社酵母である奥の松酵母を使用しているのに対し、こちらは協会1801酵母を使用しています。
それに伴い、日本酒度等の数値も変化していますね。通常品と金賞受賞酒は別物と考えていいでしょう。
ちなみに金賞を受賞するのは10年連続なんだそうです。
さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香はふわりと果実系の甘く心地いい香りが感じられます。
失礼かもしれませんが予想以上の良い香りです。
含んでみると…あ、これ美味い。
含んですぐに感じられる甘味は普通~やや強めのもの。
刺々しさは皆無でするりと入ってきます。繊細でとても優しく、好印象。
軽い果実感とやや淡い旨味も甘味と相性が良く、とても上品な感じ。
旨味が目立つタイプではありませんが、一瞬だけ明確に膨らむのは流石と言ってもいいでしょう。
後半は若干の苦渋味をアクセントに、しっかりとしつつも目立ちすぎない辛さでスッキリと。
実に自然かつきれいな引き際です。
貰い物だから、金賞受賞酒だからというわけではなく、とても美味しいお酒でした。
味持ちも良く、開栓後の変化をあまり気にする必要はないと思います。
スーパーで見かける銘柄だと侮る無かれ、というような味でしたね。
奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
奥の松酒造株式会社(福島県)
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