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尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり(29BY)

昨日の首都圏は雪でしたね!
朝、窓の外を見て驚かれた方も多かったのではないでしょうか?ちなみに僕も驚きました。
暖かくなったり寒くなったり、春と冬を行ったり来たり……人間だけでなく、きっと桜の木も戸惑っていることでしょう。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、近年の気象状況を考えるとその言葉も考え直さなくてはいけないかもしれませんね。

さて、外は寒いですが今日は春を先取りしたお酒を飲んじゃおうと思います!


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尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり(29BY)

群馬県館林市の龍神酒造さんで醸されるお酒です。
僕的には春といえばこのお酒!と思うほど、毎年楽しみにしているお酒ですね。
ブログ的にも2年連続の登場です。

使用米の記載はありませんが、精米歩合50%の純米大吟醸。
赤色酵母使用の桃色にごりですね。
赤色酵母の特性もあり、アルコールは10度と他の桃色系同様低アルコール。
裏ラベルに書かれた「♯大切な人と一緒に」が独り身の心を抉り「♯ひとりでも美味しい」で傷口に塩を塗られている気分になるのは僕だけでしょうか……

開栓時には軽い拭き上がりがあります。
また、毎年のことですがこのお酒の4合瓶のスクリューキャップのリングがとても外しにくいんですよね。
今年はニッパーと包丁を駆使して開栓しました。


さて、それでは早速頂いてみましょう。
上立ち香は、酸を中心に甘さが混ざったもの。
温度が上がるとちょっとアルコールの香りが強くなります。

チビリと口に含んでみると……昨年同様甘酸っぱいです!
まずは舌先にガスを感じ、一拍置いてからフレッシュな甘酸っぱさが広がります。
強い酸味が甘味と上手くマッチして、熟す前のイチゴのような印象です。(昨年とほぼ同じ表現)
子供のころ実家でイチゴを育てていて、熟す前の軽く色づいた状態で我慢できずに食べてしまったことがあるのですが、そのときの印象と近いものがありますね。
にごりのまろやかさもあるのですが、初日は酸のフレッシュさが勝っていますね。
終始甘酸っぱく、飲み下した後に甘酸っぱさの余韻が消えてから微かな苦味が感じられます。
ガスは28BYよりは強く、27BYよりは弱いといった感じだと思います。

開栓から時間が経つとガスも消え、酸味も落ち着いてきます。
すると甘味が立ち、濃厚まろやかな味わいになりますね。
初日で酸が強いと感じた方は数日寝かせるのがおすすめです。

甘酸っぱく、度数の低さも相まってスルスル飲めてしまうお酒でした。
初恋や青春時代の甘酸っぱさをお酒で表現したら、まさしくこんな味になるのだと思います。


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コメント

No title

21日の日に小山商店で店売りに、買うかどうかしばらく考えていたお酒ですね。
ですのでついついコメントしてしまいました。
結果やめて花柄の田酒にしてしまったのですけどね。

そして、4月14日の白隠正宗の会、参加されますか?
現在半分は埋まっており、サンケイリビングに記事か掲載されたのでボチボチ予約が来ます。
女の子を誘うにも良いイベントですよ。(日本酒に興味が無くても…)

あっ ついでにお聞きするのも何ですが、静岡の郷土と言えば何が思いつきますか? 

Re: No title

佐藤清人さん
いつも見ていただきありがとうございます、コメントも嬉しいです。

21日に小山に行かれていたのですね、ニアミス…というには若干日が離れている気もしますが僕も行ってきましたよ。
僕は田酒の花柄は見送り、この桃色にごりと花陽浴の雄町、あとは大信州の酒粕と柚子胡椒を購入しました。
最近は花粉の影響もあり小山さんに行く機会が減っていたのですが、いざ足を踏み入れるとやはりあそこの品揃えはさすがだと思いますね。

白隠正宗の会についてですが、できれば参加したいです。
出張や新歓が無ければ多分行けると思います。
リアルで誘えるほど仲の良い女性は存在しないので、誘う女の子はデジタルでも大丈夫でしょうか?(笑)

静岡の郷土というと……お料理のことでしょうか?
今時期ですとやはり春漁の生サクラエビかと思います。先日解禁になったようですが時化のため浜値はバカ高、しかし四月半ばならある程度は落ち着くかと。
僕だと他に思いつくのはどうしても鯵に鮪に太刀魚、それからタカアシガニと…海産物になってしまいますね。
あと一風変わったおつまみという点では追分羊羹なんかいいのではないかと思います。
甘味なので合わせるお酒は選びますが、甘さ控えめのもっちり食感で僕は好きですね。確か旧東海道の名物だったと思うので歴史的背景もバッチリです。(既製品なのでコストの問題があるかもしれませんが)

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