今日の首都圏は雪が降っていますね!
僕が住んでいる地域では午前10時頃から降り始め、もう窓の外は銀世界です。
僕は仕事上、午後はお家でダラダラお酒が飲めるのですが、普通のサラリーマンの方々は帰るのが大変かもしれませんね。
夕方には都心でも積雪があるかもしれませんし、皆様どうかお怪我などなさいませんようお気をつけください。
さて、せっかく雪が降っているので今日は雪見酒ですね♪
μ'sのSnow halationでも聴きながら、雪っぽいお酒でも飲んじゃいましょう!





八海山 雪室瓶貯蔵酒
新潟県南魚沼市の八海醸造さんで醸されるお酒です。
定番スペックは全国のスーパーでも購入可能な超有名銘柄ですね。
このお酒は実は取引先の方からの貰い物なのですが、新潟に行った際に「首都圏には出回らない」と言われて日本酒好きな僕のために買ってきてくれたようです。
実際には首都圏であっても特約店で購入可能なのですが・・・見かけることは多かったけど飲んだことのないお酒ですし、ここは素直に感謝するとしましょう。
今回頂くのはそんな八海山の雪室貯蔵のお酒です。
原料米は記載されておらず、精米歩合は60%。
アルコール度数やアル添であることから「越後で候」の青ラベルがベースかと思います。(その場合は原料米は山田錦(麹米) 五百万石、こしいぶき他(掛米)ですね)
そのお酒を雪室で熟成させたのがこのお酒、と言うわけですね。
今回頂くものは2017年3月23日から10月28日まで雪室で貯蔵されていたもののようです。
雪室には2つの種類があり、ひとつは雪で作った山に直に貯槽物を埋める方法、もうひとつは雪を室内に保管しその冷気で貯蔵物を冷やす方法、このお酒は後者の方法で貯蔵されています。
新潟をはじめ、山形や秋田などでは雪室に現代技術を融合した設備が近年増えていると聞いたことがあります。
雪室の保存特性としては、非常に変化の少ない低温多湿環境を維持できる点が優秀であると言えます。
この環境は野菜類を貯蔵する際に糖化を促進する優秀なものなのですが、お酒の貯蔵においてもプラスに働くようですね。
瓶貯蔵のお酒において湿度はあまり関係はありませんが、冷蔵庫と比べても温度変化の少ない低温環境というのが良いのだと思います。
さて、それでは早速頂いてみましょう♪
上立ち香は甘くまろやかな吟醸香。
僕はあまり八海山は飲みませんが、いわゆる八海山な香りです。
チビリと口に含んでみると・・・濃いけど飲みやすいです!
含んですぐに感じられる甘さはやや強め。
そして旨味もしっかりと感じられ、濃厚な印象。
雪室貯蔵のためか、この甘旨味は力強いけれど角のない、とてもまろやかなものです。
後から程よい酸味、それからアルコールの辛味が感じられます。
後味はこのアルコール感でキリリとキレる感じですが、これも強めではあるものの19度とは思えないもの。
濃厚まろやかな全体像を崩さずに後味スッキリ、とてもバランスの良いお酒だと思います。
いやぁ、雪を見ながら雪室貯蔵のお酒を飲むというのもなかなか良いものですね。
ちなみに記事を書いている間にお外は更に雪が積もってました・・・。

15時現在こんな感じなので、明日の出勤が憂鬱ですね・・・
久しぶりに徒歩出勤になりそうです。
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