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奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒

福島の日本酒
07 /30 2018
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奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒

福島県二本松市の奥の松酒造さんで醸されるお酒です。
「奥の松」といえばスーパーでも購入可能な、そこそこ多い生産数を誇る銘柄ですよね。
中でも特別純米は多くのスーパー、コンビニで取り扱いがあります。離島でも割と入手できるので、出張の際にどうしても日本酒が飲みたくなった時にはお世話になっています。
大学生時代にバイトしていたお店で扱っていたこともあり、日本酒を飲み始めた頃は飲む機会が多かった銘柄です。

先日郡山に遊びに行きまして、その際に友人から2種の奥の松をいただきました。
今回頂くのは鑑評会金賞受賞酒です。
使用米は山田錦で精米歩合は40%、アル添大吟醸の雫酒ですね。
奥の松の通常ラインナップの中にも同じ「大吟醸雫酒 十六代伊兵衛」は存在するのですが、中身はちょっぴり違うんです。
通常品は自社酵母である奥の松酵母を使用しているのに対し、こちらは協会1801酵母を使用しています。
それに伴い、日本酒度等の数値も変化していますね。通常品と金賞受賞酒は別物と考えていいでしょう。
ちなみに金賞を受賞するのは10年連続なんだそうです。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香はふわりと果実系の甘く心地いい香りが感じられます。
失礼かもしれませんが予想以上の良い香りです。

含んでみると…あ、これ美味い。
含んですぐに感じられる甘味は普通~やや強めのもの。
刺々しさは皆無でするりと入ってきます。繊細でとても優しく、好印象。
軽い果実感とやや淡い旨味も甘味と相性が良く、とても上品な感じ。
旨味が目立つタイプではありませんが、一瞬だけ明確に膨らむのは流石と言ってもいいでしょう。
後半は若干の苦渋味をアクセントに、しっかりとしつつも目立ちすぎない辛さでスッキリと。
実に自然かつきれいな引き際です。

貰い物だから、金賞受賞酒だからというわけではなく、とても美味しいお酒でした。
味持ちも良く、開栓後の変化をあまり気にする必要はないと思います。
スーパーで見かける銘柄だと侮る無かれ、というような味でしたね。

奥の松 大吟醸雫酒 十六代伊兵衛 平成二十九年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒
奥の松酒造株式会社(福島県)
お気に入り度 9.0/10.0

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僕のおつまみ事情(ぱーと3)

未分類
07 /27 2018
気が向いたときにやってくるおつまみ回、今回で三回目ですね。
今回は手抜き 素材の味を活かしたものが多いので簡単調理です。
例によって日本酒は登場しないので、「酒がねぇなら見る意味ねぇよ!」って方はブラウザバック推奨です。


では、20代独身男の晩酌のつまみを紹介していきます!



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まずは定番のお刺身から
左はインドマグロ(ミナミマグロ)、右はイサキですね。
イサキは皮に強い旨味があるので、軽く塩で身の水分を抜いてから炙りにしました。
イサキは梅雨時の魚とされていますが、まだまだ美味しくいただけます。


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続いてホタテ料理が3連発です。
まず最初はホタテの刺し盛り。
上は普通のお刺身、左は一晩昆布締めにしたもの、右は炙ってから醤油漬けにしたものです。
醤油漬けに使った漬けタレは醤油に煮切った日本酒を加えたもの。
日本酒のアルコールを飛ばす際に昆布を一切れ入れておくのがポイントで、これによってホタテ+日本酒+昆布でとっても美味しくなります。
漬け時間は3時間ほどですね。漬けておいたタレもとても美味しいので他の料理(和食系ならなんでもOK)に使うと幸せになれます。


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続いて煮ホタテです。
煮ホタテと言いつつ、実際に煮てはいません。
濃い目にとった鰹出汁をホタテに回しかけ、その余熱で火を通します。確か江戸前寿司や割烹の煮蛤や煮牡蠣で同様の調理があったかと思います。
砂糖を加えたり、煮ツメをかけたりといろいろアレンジはできますが、僕は出汁と少量のお醤油でいいと思うんですよね。
お上品で日本酒との相性は抜群です。


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ホタテ三品目は、焼きホタテですね。
うーむ、これはあまりきれいではありませんね(笑)
ホタテをアルミホイルで包んで、白ワインと塩をぶっかけて焼いただけのものです。
焼きあがってから胡椒をたっぷりかけるのがポイントです!北海道のホタテ漁師さん直伝の食べ方で、バター焼きにも負けない旨さ。
これをやるときにはヒモや生殖巣もあるとグッドです。


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続いて野菜系でも…
見ての通りシンプルな焼きナスです。調理法については何も語ることはありません。
実は先日、「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」の神奈川建一さん、「酔いどれオタクの日本酒感想記」のまるめちさんと「鎮守の森」さんに飲みに行きまして、その際に焼きナスがつまみとして出てきたんです。(お二人と飲むのはとっても楽しかったですよ!)
それ以来、なんだかマイブームみたいになってしまいまして……毎日ナス、食べてます。


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焼きナスに続いて、今度は生のナスです。
「水ナスと生ハムのなんちゃってマリネ」とでも言いましょうか…以前馴染みの店で頂いたつまみの再現ですね。
スライスした水ナスの間には生ハムを挟み、上にはブロッコリースプラウトと万能ネギを乗せます。
味付けは塩と粗挽胡椒、それからオリーブオイルですね。
一見洋風ですが、案外日本酒とも合うんですよね。
生ハムをベーコンに変えたり、ベビーリーフを追加したりしてもいいかもです。


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最後に最近はまっているシメの一品、巻き寿司ですね。
左はネギトロ中巻、右はウニ細巻です。
舎利は赤酢を使用しているので褐色をしています。
まだあまり上手く巻けないので練習中ですね。


……こんな感じのおつまみライフを送っています。
ぼちぼち新子(コハダの子供)が安くなってきたので、近いうちに新子で一杯やりたいですね。

暑い日が続きますが、今晩は季節の肴で一杯いかがでしょうか?

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風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り

奈良の日本酒
07 /25 2018
先日、バイクで酒屋さんに向かっていたときのことです。
いきなりタオルを振り回したオバサンが車道に飛び出してきて、急ブレーキ。どうにか衝突する寸前で止まることができました。
よっぽど深刻なことでもあって助けを求めているのかと思ったのですが、泣きながら「お前に私の悲しみがわかるか!」だとか「私はお前が許せないんだよ!」とか叫びだす始末…。
年上の女性を泣かせるような行為は悲しいことに身に覚えがありませんし、冤罪ですね。
どうにか歩道まで誘導して警察を呼んで事なきを得たのですが、ほんと一瞬ひやりとしてましたよ。気付くのが遅れていたら大惨事ですからね。
みなさまも他人にどうしても主張したいことがあったとしても、いきなり車道に飛び出したりしてはいけませんよ?

さて、人を轢いたりすることもなく平穏に過ごせる喜びを感じつつ、今日もお酒を飲んじゃいましょう!


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風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り

奈良県御所市の油長酒造さんで醸されるお酒です。
前回に引き続き、笊籬採りですね。
「酔いどれオタクの日本酒感想記」さんの推しの一つであり、僕が笊籬採りを飲みたいと思っていたのもだいたいそちらの記事のせいです。

今回頂くのは雄町使用の笊籬採りです。
岡山県産の雄町を使用し、精米歩合は60%の純米吟醸。
例によって無濾過生原酒ですね。
「しぼり華」でも最も好きなスペックで、そちらも昨年8月に紹介してますね。
ネットでいろいろな記事を読んでみると、笊籬採りの中でも高く評価されているものだと伺えます。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は若いメロンにマスカット、あと乳酸っぽい酸っぱさが混ざり合ったもの。
イメージしていたよりも複雑な感じ?

含むと、想像していたよりも酸が立っています。
甘味はやや強め、マスカットサイダーにメロン果汁を少し垂らしたような…そんな印象。
頭に残っていた28BYしぼり華の印象よりも、弱めの甘味のように感じます。もしくは、他の要素によって弱く感じているのか…?
酸も同様にやや強め、乳酸飲料に白ワインを足したようなもの。
そして旨味もしっかり。酸味と旨味の相乗効果なのか、中盤が結構厚く思えます。
後半は軽い苦味で味わいを引き締めた後で、再びふわりと果実感が広がります。
この果実感が良い、柔らかくまろやかで素直です。
後味はその果実感を微かに残しつつ、僅かなアルコール感で自然なスッキリ感。

複雑だけど万人受けすると思う、そんな不思議なお酒でした。
爽やかなガス、ほどよい果実感、複雑さを演出する酸味と旨味、なんとなく「全部乗せ」的な印象を受けました。
ネット上での評判は非常に高いこの雄町純吟笊籬採りですが、個人的にはしぼり華の方にもいいとことがあるし甲乙つけがたいものだと思います。

風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り
油長酒造株式会社(奈良県)
お気に入り度 8.9/10.0

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風の森 愛山 純米 笊籬採り

奈良の日本酒
07 /23 2018
先日、近所のスーパーでビールを購入しようとしたときのことです。
鶏肉と絹ごし豆腐、あと万能ネギと万願寺唐辛子、それに加え黒ラベル1パックを買い物カゴにいれレジに置きました。
順調にバーコードをスキャンしていたパートさんがふいに手を止めて「年齢を確認できるものをお持ちですか?」と僕に尋ねてきたのです。
免許証を差し出すと「あら、意外と…」なんて言われたのですが、まさかこの年になって年齢確認をされるとは思いませんでした。

お酒を飲み始めた頃はウザッたく思っていた年齢確認ですが、今されるとなんとなく嬉しいものですね。
僕、若く見えてるのかな?みたいな。
それ以来、そのスーパーを利用する機会が増えましたが、再び年齢確認されることはまだありません。


さて、そんな下らないことは置いといて、今日も日本酒を飲んじゃいましょうか!


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風の森 愛山 純米 笊籬採り

奈良県御所市の油長酒造さんで醸されるお酒です。
爽やかなガスが魅力の人気銘柄ですよね。
お気に入り銘柄の一つなのですが、ブログ的には昨年8月以来約一年ぶりの登場です。

今回頂くのは念願の「笊籬採り」です。
使用米は兵庫県産の愛山、精米歩合は80%の純米酒。
例によって無濾過生原酒ですね。
「笊籬採り」というのは油長酒造さん独自の上槽方法で、なんでも無加圧に近い状態で空気に触れることなくお酒を採ることができるんだとか。
この笊籬採りは限定品で生産数も少ないようです。
今までずっと「飲んでみたい!」と思っていたのですが、ようやく念願かなって笊籬採り童貞卒業となりました。

さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香はマスカットのような甘い香り。
果実酒をアルコールで伸ばしたような感覚のもの。

含んでみると、普通に美味いです!
真っ先に甘味を感じるのですが、これがなんとも表現しづらい…。旨味が強く甘味との境界が曖昧な感じ、相乗効果でやや強め程度の甘味に思えます。
でも、単品で見ると普通程度なんじゃないかな?
旨味は前述の通り強く濃厚、そしてどこかザラリとした感じのもの。ガスの爽やかさに負けないしっかりとした旨味です。
香りの印象としてはマスカットでしたが、旨味が相まってほのかにバナナ的な感じもありますね。あと、若干の「甘じょっぱさ」的なものもあるかな…?
後半はやや硬い感じの苦味が感じられ、ほろ苦さと軽い甘さが残ります。

美味しかったのですが、久しぶりの風の森ということとスペック的な部分もあってか、通常品との違いはあまりわからなかったです。
そういった意味で「普通に美味しい」お酒でした。
次回は「笊籬採り」の中でも一番飲んでみたかったスペックを頂く予定です。


風の森 愛山 純米 笊籬採り
油長酒造株式会社(奈良県)
お気に入り度 8.5/10.0

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尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ロゼノユキドケ

群馬の日本酒
07 /20 2018
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尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ロゼノユキドケ

群馬県館林市の龍神酒造さんで醸されるお酒です。
酒屋さんで見かけて、ついつい手にとってしまいました。
友人からも「桃色とか活性にごりとかほんと好きだよね」と言われますが、他のブログさんと比較して、こういったお酒に強いのもうちの特色だしいいでしょう(熱い自己擁護)
ブログ的には龍神酒造さんのお酒は桃色にごりを2回紹介してますね。
決して縛っているわけではないのですが、赤色酵母縛りみたいですね(笑)

今回頂くのは「ロゼノユキドケ」。赤色酵母を用いた試験醸造酒です。
使用米の記載はありませんが、精米歩合50%の純米大吟醸、一回火入れのお酒です。
アルコール分は12度で、桃色にごりよりも少し高めですね。
ちなみに「龍神」ブランドでも赤色酵母使用のロゼがあり、裏ラベルの説明文が同じだったりします。
アルコール度数が違うようですが、かなり近い味わいであると考えられますね。

さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は、酸が中心でそこに甘さが混ざったもの。
若い果実から青さを抜いたような感じ。

含むと、やはり甘酸っぱい!
甘味は結構強め、しかしながら酸が甘味以上に強いのでさっぱりとした印象ですね。
酸は前述の通りかなり強めのもの。果実っぽい酸味で、レモンを齧ったときのようにジワリと唾液が出るのを感じます。
甘味と酸味が合わさり、若いイチゴのような味わいですね。
甘酸っぱさの後でやや強めの渋味があり、キュッと味わいを引き締めてくれます。
後味は渋味と若干の苦味が顔を出しつつ、甘酸っぱい余韻が残ります。

甘酸っぱく軽やかなお酒でした。
飲みやすいのは確かなのですが、手放しに「飲みやすい」と言うには渋味が強いような…。
初心者向けに見せかけた、普段から日本酒を飲んでる人向けなお酒だと思います。

尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ロゼノユキドケ
龍神酒造株式会社(群馬県)
お気に入り度 8.4/10.0


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花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)

埼玉の日本酒
07 /17 2018
いやぁ、ここのところ毎日暑いですね!
本土に九州、四国はどこも例外なく暑いと思います。北海道はともかく沖縄が「避暑地」となってしまうような7月中旬としては異常事態でしょう。
豪雨による洪水被害に続き、この暑さに見舞われている被災地の方々は本当に大変だと思います。心よりお見舞い申し上げます。
私事ではございますが、広島にお世話になった先生が住んでいて、未だに連絡が取れず心配です。

とはいえ、ブログ的には日本酒紹介しかやることがないですからね
暑さに負けないように、今日も日本酒を飲んでいきましょう!


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花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)

埼玉県羽生市の南陽醸造さんで醸されるお酒です。
当ブログにおける登場回数不動の一位。
というか、おそらくこのブログを続けている限り回数で花陽浴を超える銘柄は現れないでしょう。

今回頂くのは水色の瓶、夏季限定の直汲みシリーズの第三段です。
備前雄町を使用し、精米歩合は55%、その直汲み生原酒ですね。
最近の花陽浴の不安要素のひとつであった滓の量も、前回の山田錦と同様に前年並みと言える物になっています。
不安要素という点では滓とは別に「薄青瓶問題」というものがありますね。酒飲み界隈で話題となっているやつです。
これに関しては「酔いどれオタクの日本酒感想記」さんが記事にされていますので、興味のある方は下記のリンクよりそちらをご覧ください。
いっそ数ヶ月寝かせてみようかとも思ったのですが、僕はそこまで自身に対する加虐趣味はありませんし、なにより冷蔵庫の事情を考えて購入後間もなくの開栓です。
まだ準備中ではありますが「薄青瓶問題」に関しては、8月上旬を目安に軽い実験&考察記事を書けたらいいなと思っていたりもします。(あくまで僕らしく、な記事になる予定です)


さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香はややアルコール強めの甘い果実っぽい香り。

含むと実にしっかりとした感じがします。
甘味は強め、そして酸も拮抗する強さのもの。
いわゆるジューシーで甘酸っぱい立ち上がりです。
花陽浴らしくパイン系な感じなのですが、それをのんびり味わうタイプではありません。
甘酸っぱさを追いかけるようにやや癖のある旨味がやってきます。
そして苦味と渋味もやや強めに感じられます。
やや苦渋強めな気もしますが、花陽浴の雄町らしいと言えばらしい味です。
後味は甘酸っぱさと苦味が混ざり合ったものを、軽い辛味で切る感じかな?

二日目以降は苦味と渋味が弱まり、まろやかな味わいに。棘が取れたと表現するのがいいかもしれません。
ややフラットな印象になりますが、それでも苦味は程よく残り、甘酸っぱさは健在。
まったり飲むなら迷わず二日目以降でしょう。

どのスペックでも言えることですが、僕は冬春のものよりもこの直汲みverの方が好きですね。
気のせいかもしれませんが、毎年コッチの方が安定している気がするんです。
幸いなことに薄青瓶問題で挙げられている老ね感とは無縁の味わいでした。
入手難度上昇中の花陽浴ですが、今後も継続的に飲んでいきたいところです。

参考記事:「酔いどれオタクの日本酒感想記」さん  ”日本酒「薄青瓶問題」について”
https://marumechi.blog.fc2.com/blog-entry-930.html


花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)
南陽醸造株式会社(埼玉県)
お気に入り度 8.8/10.0



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奈良萬 純米生酒 中垂れ無濾過生原酒

福島の日本酒
07 /16 2018
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奈良萬 純米生酒 中垂れ無濾過生原酒

福島県喜多方市の夢心酒造さんで醸されるお酒です。
奈良萬は好きな銘柄の一つなのですが、ブログ的には初登場ですね。
ここ数年は大森弾丸ツアー等、外飲みする機会が多かった印象です。(夢心酒造さんのHPの今年の弾丸ツアーの写真で、チラッと僕も写りこんでました)
上から下まで一通り飲んだ経験アリです。

今回頂くのは、生の純米酒です。
使用米は五百万石で精米歩合は55%の純米酒、その無濾過生のものですね。
奈良萬の中でもオーソドックスなスペックのひとつでしょう。
純吟も一緒に並んでいたのですが、今回は価格面と過去の経験から純米をチョイスしました。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香はバナナ、メロン、セメダインな感じの香りがふわりと感じられます。

含んでみると、やはり初日は荒っぽいですね。
甘味はやや弱め、初日時点ではうっすらメロンな感じ。
その甘味のすぐ後で軽いガス感と共に、苦味、渋味、辛味、酸味、それぞれが強めに主張してわちゃわちゃした印象です。
旨味もそれらに押されているように思えます。
後味は軽いほろ苦さと爽やかな香りを残しつつ、しっかりした辛味でキリッとキレます。

…そして開栓3日目、僕的にはここからが本番ですね。
初日と比較して、渋味や辛味がかなり弱くなっています。
それらに押されていた甘味が前に出てくるようになり、この時点ではやや強め程度に感じられます。
まろやかな旨味も感じられ、初日と違いバナナやバニラ的な印象も受けます。
そして僅かに残ったガスがフレッシュ感を演出してくれます。
苦味は若干弱まったものの健在。味わいのアクセントとして活躍してくれますね。
甘旨味を苦味と軽いアルコール感でシメる感じです。


味の変化が魅力的な高コスパ酒だと思います。
純吟はもっと甘くきれいな感じですが、露骨な変化とまろやかな旨味を楽しむのなら純米ですね。
そして、日本酒と競馬ブログさんでも書かれていますが、奈良萬って静岡酒チックな雰囲気があるものが多いんですよね。
そういったところも含めて、僕は好きなお酒です。


奈良萬 純米生酒 中垂れ無濾過生原酒
夢心酒造株式会社(福島県)
お気に入り度 8.7/10.0


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栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山

山形の日本酒
07 /13 2018
先日、出張で石垣島に行ってきました。
仕事で石垣はよく行くのでそれだけなら慣れたものだったのですが、普段はソロなのに今回はなんと課長も一緒だったんです。
入社して6年が経ちますが、課長と一緒に出張なんて今回が始めてでもう胃が痛くなりました。それくらい、僕と課長は不仲なのです。
結果としては課長が泡盛を飲みすぎて酔いつぶれたおかげで、僕としてはそれ以降気が楽でした。
いやぁ、飲みの席でアルコール摂取量をコントロールできない大人ってみっともないですよね!
取引先の方と飲んでるのに潰れちゃうとか、社会人として考えられないですよ(嘲笑)

さてさて、それでは課長のように酔いつぶれない程度に今日も日本酒を飲んじゃいたいと思います!


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栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山

山形県鶴岡市の冨士酒造さんで醸されるお酒です。
他の日本酒ブログさんでも取り上げられることの多い人気銘柄ですね。
当ブログとしては昨年7月に「星祭」を飲んで以来なので、まるっと1年ぶりの登場です。
星祭のときにも書いてますが、僕的には「嫌いじゃないけど種類が多すぎてよくわからない」な銘柄だったりします。
過去に家飲み経験があるのは「星祭」「闇鳴秋水」「酒未来」「森のくまさん」「SHOOTING STAR」、そしてこの「愛山」くらいでしょうか。

今回頂くのは、兵庫県産の愛山を使用した純米大吟醸です。
精米歩合は50%の純米大吟醸。その無濾過生原酒です。
しかし、栄光冨士を買うたびに思うのですが、ここのお酒って「ラベルがうるさい」ですよね(褒め言葉です)
迷彩とかゼブラとか非常に個性的なラベルが多いのに加え、裏ラベルも「いや、そこまで聞いてないよ」と言いたくなるほどしっかりとお酒の詳細が記載されています。
このお酒も例に漏れず裏ラベルに詳細が記載されていますので、気になる方は写真をご覧ください。
2018年3月製造で開栓は7月、僕としては珍しく少し出荷から時間が経ってから飲んでます。

さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香はパインっぽい甘い香りにアルコールが混ざったもの。

含んで感じられる甘味は強めなもの。
パインっぽくて、濃厚フルーティーみたいな感じ。甘味寄りで甘酸っぱい今風の感じです。
中盤の旨味の膨らみ、それから少し散らかったような雑味、そしてその雑味の中で頭一つ抜けた苦味。これらがなんとなく「栄光冨士っぽい」と思えます。
「闇鳴秋水」あたりは中盤のこの感じが強いですよね。あれはもっとビリッとくる感じでしたけど。
このあたりが好みを分ける部分なのでしょう、僕はこのとっ散らかった感じ嫌いじゃないです。
後味は軽いほろ苦さと、軽い甘さが残ります。

ラベル同様ちょっとうるさい印象の、しかし憎めないようなお酒でした。
このラベルと釣り合ったうるさくて散らかった味わいは良いと思います、なんとなく納得しちゃいますからね(笑)

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山
冨士酒造株式会社(山形県)
お気に入り度 8.7/10.0


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福田 純米吟醸 山田錦 活性うすにごり

長崎の日本酒
07 /11 2018
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福田 純米吟醸 山田錦 活性うすにごり
長崎県平戸市の福田酒造さんで醸されるお酒です。
メイン銘柄は「福鶴」、そして最近誕生したのがこの「福田」のようですね。
福田は今回で2回目の登場ですね。

今回頂くのは夏仕様の福田です。
山田錦55%精米の純米吟醸、その活性うすにごりですね。
夏場を狙った爽やかなお酒であることが予想されますね、
開栓時には軽い吹き上がりはありますが、噴き出すようなものではありません。
あまり警戒しなくても大丈夫そうですね。

さて、それでは早速頂いてみましょう♪
上立ち香は米っぽい香りにラムネ的な清涼感を足したようなもの。

含んでみると…思ったより甘さ控えめですね。
甘味の強さは普通~やや弱め程度と言っていいもの。
この手の活性薄濁りとしては比較的さらりとした感じで、甘さで押してくるようなお酒ではありません。
ガスと酸味はやや強めで実に爽やか。このお酒の味わいの中心はここでしょうね。
その後で中程度の強さの、まろやかな旨味が感じられます。
後半は苦味が中心、余韻として軽い甘酸っぱさが残ります。

美味しいのですが、個人的にはあと1歩足りないように思えるお酒でした。
せっかく甘さ控えめなのです、もう少し後半のキレが出てくれば絶対化ける、そう思いますね。
酒屋さんから「どんどんクオリティを挙げてる蔵」だと聞いているので、来年も同スペックを飲んでみたいところです。

福田 純米吟醸 山田錦 活性うすにごり
福田酒造株式会社(長崎県)
お気に入り度 8.1/10.0


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天弓 山廃純米吟醸 喜雨

山形の日本酒
07 /09 2018
さて、四半期ごとに恒例のアニメネタです!
今期のアニメもパラパラと放送が始まっていますが皆さんは注目されている作品はありますか?
前期では「ヒナまつり」や「魔法少女☆俺」あたりがバカらしくて好きでしたが、今期はどうでしょうか。
僕的には「ISLAND」と「七星のスバル」あと原作が好きなので「Back Street Girls -ゴクドルズ-」あたりが注目ですね。
そして不気味な存在なのが「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」。
原作は読んでませんが、漫画とアニメに関しては「ストーリーも設定もゴミクズなのに何故か面白い」といった特殊な存在です。
今期のアニメも色々ありますから、皆様に良い出会いがあることをお祈りいたします。

それでは、今日も日本酒を飲んじゃいましょうか!


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天弓 山廃純米吟醸 喜雨

山形県南陽市の東の麓酒造さんで醸されるお酒です。
前回に引き続き東北芸術大学さんと神杜氏によるお酒、「天弓」ですね。

今回頂くのは「喜雨」、天弓ブランドの4番目に登場したお酒です。
ラベルに記載はありませんが使用米は愛山、精米歩合は55%。
馴染みの店の大将からは、東の麓酒造さんとしては初の山廃仕込のお酒だと聞いています。
その大将は神杜氏とは同郷で「神くん」と呼ぶ仲のお友達らしいです。
数年前に「いいお酒があるよ」と言って「桜雨」を勧めてくれた大将にはほんと感謝感謝ですね。
前回の桜雨のコンセプトが「きれいで甘くて飲みやすい酒質」だったのに対し、喜雨は「ワインでいうところのフルボディー」と、同ブランドの純米吟醸酒としては真逆のコンセプトとなっています。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は、しっかりとした甘酸っぱい香りが感じられます。
いわゆる山廃っぽい香りではありますが、嫌味な感じは無いですね。

一口飲んでみると…濃厚ですが爽やかさもある味わいですね。
含んだ瞬間、舌先に感じるのは軽くほんのりと果実感のある甘さ。
しかし、その軽い甘さは一瞬だけで、すぐにしっかりとした甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。
この時点で既にふくよかな旨味を感じ、序盤はこの旨味を伴った甘酸っぱさが心地良いです。
中盤以降、酸が若干収まってくると旨味が更に膨らみます。
そして、それと同時に出てくるのが軽い苦味と渋味、それから独特の含み香。
旨味が膨らんでから飲み下すまでの過程がこのお酒の魅力だと思います。この間の味わいを例えるならば、アールグレイ+チョコレートといったところでしょうか。
後味はチョコレートチックな甘くほろ苦い余韻を残しつつも、優しい酸と辛さで自然な幕引き。
冷えた状態では果実感が、常温に近づくとチョコっぽさが強くなります。
僕は爽やか系のほうが好みであることが多いですが、このお酒に関しては常温近くの味わいの方が好きですね。

濃厚個性派、でも飲みやすい。この味は好きな人多いんじゃないかな?
桜雨はまさに「正統派ヒロイン」と言えるお酒でしたが、喜雨は「共通でも可愛いけど、個別ルートに入るとすこぶる魅力的な年上お姉さん」みたいな感じです。
変な例えですが、場合によっては正統派を上回ることもある…みたいな?
この記事を投稿する少し前に「白雨」(純米酒)も居酒屋さんで飲みましたが、やはり旨い。
雪女神を使用した純米大吟醸「藍天」や、喜雨以上の個性派「翠雨」も飲んだことがありますが、それらも総じて好印象でした。
あくまで個人的な意見ですが、知名度が上がればブレイクする可能性の高い銘柄だと思います。
今回は冷蔵庫の都合で桜雨と喜雨のみの購入となりました、ですが近いうちに天弓シリーズは全種飲み比べをしたいですね。
現状首都圏では入手手段が限られますが、今後の展開に期待したいところです。

天弓 山廃純米吟醸 喜雨
東の麓酒造有限会社(山形県)
お気に入り度 9.0/10.0

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すん

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