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楽器正宗 中取り 本醸造

福島の日本酒
06 /29 2018
さて、今晩はワールドカップ日本vsポーランドですね!
予約投稿なので実際にはまだ試合前なのですが、投稿時間的には試合の真っ只中のはずです。
勝ったかな?それとも負けちゃったかな?どちらにしても面白い試合をしてほしいものです。
僕も子供のころはサッカー少年だったのでこの試合もリアルタイムで見たいのですが、多分無理だろうなぁ…仕事が終わってから酒でも飲みつつ録画したのを観ようと思います。

それでは日本代表を心の中で応援しつつ、今日も日本酒を飲んじゃいましょう!


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楽器正宗 中取り 本醸造

福島県西白河郡の大木代吉本店さんで醸されるお酒です。
「自然郷」で知られる酒蔵さんですね。
かつて地元で愛されていた銘柄であった「楽器正宗」を復活させたのがこのお酒のようだ。

使用米は福島県産の夢の香。
麹米60%、掛米70%精米、アル添の本醸造です。
先日参加させていただいた神奈川建一さん主催のオフ会でこのお酒を持ち込んだ方がいて、印象に残っていたため購入するにいたりました。

さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香は巨峰を思わせる甘い香りがほんのりと。
福島っぽいといえばそんな気のする香りです。

含んでみると、程よい甘味が心地いいです。
甘味はやや強め、やはりブドウっぽい印象ですね。
ジューシーでフレッシュ、流行の甘さって感じです。
一拍置いて、酸とやや強めのアルコール感が感じられます。
このアルコール感が強い割りに嫌味にならないのが、このお酒の強みなのではないかと思います。
後半は軽い苦味と渋味が顔を出し、後味は特に辛いでも酸っぱいでもなく、自然な落ち着きを見せます。
余韻にはほろ苦さと心地よい香りが残ります。

4合瓶で1056円(税抜き)でこの味か!と思わせるようなお酒でした。
この価格帯では朝日鷹がとても味が良いと思うけれど、それとはまた違った魅力を持つ美味しいお酒だと思います。
中盤のアルコール感、そして後半の苦味を許容できるのであれば、その人にとって唯一無二のコストパフォーマンスを誇る酒となるのではないだろうか。


楽器正宗 中取り 本醸造
合名会社大木代吉本店(福島県)
お気に入り度 8.5/10.0

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クロマグロの漁獲規制について考えてみる

未分類
06 /27 2018
普段は自分の趣味で日本酒の紹介をしている当ブログですが、今回は実に個人的な関心からクロマグロの規制に関する内容です。
日本酒は全く関係ないので興味の無い方はブラウザバックを…
しかしながら、一人でも多くの方に知ってほしい内容なので、是非日本酒好きな方に見ていってもらいたいです!






去る6月25日、7月からクロマグロの漁獲に関する規制が強化されることを受け、全国から沿岸鮪漁業者が集まり、東京でデモが行われました。
いろんなメディアで報道されていましたが…今回の報道、僕は納得できません!
なので!漁業者の主張、そして今回の規制の問題点を自分なりにまとめてみる事にしました。
魚や漁業に詳しくない方にもできるだけわかりやすいように頑張って書きました。
少々長いですが、よろしければお付き合いください。



まず、軽く検索して見つけられる新聞記事はこちら。

「枠増やせ」漁業者が行進 クロマグロ漁獲規制で(朝日新聞)
マグロ規制 漁業者がデモ 農水省前で500人(毎日新聞)
クロマグロの漁獲規制強化に漁業者反発、見直し延期・支援要望(産経新聞)
※朝日新聞の記事に関しては見出し、さらには記事の内容が掲載当初から修正されていますが、なんとなくムカつくので上では掲載当初の見出しです。


新聞社ごとにちょっとした違いはあれど、内容はおおむね「漁師が枠の拡大や休業中の補償を求めている」と言えるものだろう。
この記事に関するネット上での反応を調べてみたが「今まで獲ってきたのだから自業自得」「獲り尽すまで気付かない漁師はバカ」「いままでと違って贅沢三昧できないだけでしょ?」といった意見が多く見受けられた。

確かにこれらの記事や日ごろの報道を見る限りでは、こういった意見を持つのも仕方ないことだろう。
しかしながら実態は記事の内容とは大きく異なるのである。

以前前説でこの規制に関して触れた際にも書いたことだが、僕自身は巻網漁そのものを否定するつもりは一切無い。
この先の文章では否定的な面が目立つかもしれないが、僕は巻網も日本国において大事な漁業形態の一つであると考えている。
そのことを踏まえた上で、読んでいただけると幸いである。



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6月25日のデモの様子




1.そもそもどんな人たちがデモをしていたの?

このデモに参加していた人間の多くは、沿岸で鮪類を中心とした漁業を営んでいる漁師であった。
北は北海道、南は沖縄県石垣島まで、全国各地から5~600人ほどが集まった。
彼らが生業としているのは、一本釣りや延縄漁、定置網漁といった比較的小規模で高品質な魚を漁獲できる漁法である。
一回の漁あたりの漁獲量も限られており、個人事業者が多いのも特徴である。
彼らの多くが「海を守る」という共通の理念を持ち、規制そのものには賛同していた。
産卵期には自主禁漁という形で資源保護を考えた漁をしている者も多い。
今回のデモには鮪漁師のみならず「同じ浜で仕事をする仲間」として、ホタテ漁師やカニ漁師、産地の水産会社社員等、多くの人間が参加した。


2.漁業者の本当の主張は何?

新聞記事では「漁獲枠の拡大」や「休業の補償」といったもののみが取り上げられているが、それは彼らの本当の主張とは異なったものである。
実際には「巻網漁優遇の漁獲枠の見直し」や「産卵期における巻網漁の休漁」といったものが一番の主張であった。それらが認められない場合には「休業の補償」が欲しい。
決して闇雲に「枠を増やせ!金よこせ!」と言っているわけではなかったのだ。
しかしながら、どの新聞社でも巻網に関しては触れられていない。産卵期の休漁に関しても毎日新聞の記事ではプラカードの写真がデカデカと写っているにも関わらず記事では触れられていない。
なぜ巻網や産卵期に関する報道はされないのか…不思議である。


3.巻網漁って何?

さて、先ほど名前が出てきた「巻網漁」それはいったいどのようなものなのであろうか?
巻網漁とはわかりやすく言ってしまえば、「船で大きな網を動かして、魚の群れを丸ごと獲る」ものである。詳しく知りたい人はグーグル先生に質問してみて欲しい。
そのため一回あたりの漁獲量は釣りや延縄とは比較にならないものである。
沿岸漁業者が一年かかっても獲れないような量を、巻網ならばその気になれば一日で漁獲できる。
巻網漁というのはそれだけ大規模な漁業なのだ。
そして、漁自体が大規模ということは自ずと会社の規模もでかくなる。
代表的な水揚げ基地である境港で巻網漁を行う会社は、大手水産会社の子会社であることが多い。(冷凍食品やサプリメントでみなさんご存知の会社です)
また、クロマグロの巻網漁の最盛期は5~6月である。
これはクロマグロの産卵期と被り、抱卵した個体が多く漁獲される。


4.漁獲枠の配分ってどうなってるの?

ここまでで理解していただけたと思うが、ザックリと言ってしまえば構図は「中小企業vs大企業」なのである。
さて、これらを踏まえた上で漁獲枠の配分を見ていこう。

30kg以上の大型魚で沿岸漁業733トンに対し、巻網3063トン。
30kg未満の小型魚で沿岸漁業1317トンに対して、巻網1500トン。

このように巻網優遇と言ってもいい配分である。
TAC制度の適応もあり、超過すれば罰則がある。非常に厳しい規制である。
この数値は5月末に農林水産省より各漁協へ一方的に通知された。
何の説明もなくこの内容である。漁業者が不満を感じるのも納得である。
農林水産省によれば、過去の実績より算出した数値とのことだが、本当にこれで資源管理ができるのであろうか?


5.持続可能な漁業とは?

まずは「乱獲」の定義を説明したい。
「乱獲」とは、漁獲圧を強めても漁獲量が増えなくなった状態のことを指す。
つまり、個体数が減ってしまっているために圧力を強めても以前のように量が獲れなくなるのである。
太平洋におけるクロマグロは、近年この「乱獲」の状態にある。

海洋資源は有限である。そして、魚は生物である。
当然のことながら親が子を生み、それが育って親となり、また子供を生む。人間と同じサイクルが魚にも存在する。
新しく加入する資源以上に魚を獲ってしまえば、個体数が減るのは当たり前のことなのだ。
ならば、どうすればいいか?
単純である、加入数が増えるように適正な規制をすればいいのだ。
抱卵した親魚は獲らない、卵を産む前の未成魚は獲らない、そういったことを続ければ魚は自ずと増えていく。

沿岸漁業者は以前から産卵期の休漁等、持続可能な漁業を意識した活動を続けてきた。
それ以前に彼らの規模では、資源に深刻なダメージを与えるような漁獲は不可能なのである。
何が乱獲の原因となっているのか、ここまでの文章を読んでいただけたのなら理解していただけただろう。

農林水産省は「親魚の漁獲と個体数との因果関係は科学的に証明されていない」としているが、普通に考えれば因果関係が無いわけがない。親がいなければ、子が生まれるはずはないのである。そもそもそう主張するにあたってデータが提示されていない。ただのブラフであると考えられる。
科学的に持続可能な漁業の条件等は様々証明されているが、長くなるのでここでは割愛させていただきます。



6.鮪漁師って儲かるの?

「いままでと違って贅沢三昧できないだけでしょ?」という意見をネットで見かけたが本当にそうなのだろうか?
クロマグロというととても高級なイメージがあるかもしれないが、みんながみんな高級なわけではない。
確かに中には一本の鮪で一年分稼ぐ人間もいるが、それは一握りなのである。
世間では築地の初競りのイメージが強いかもしれないが、実際は中央卸売市場での、卸売価格の年間平均はキロあたり2500円ほどだろう。
仮に漁師さんが100kgの鮪を釣ったとしよう。卸売価格で一本あたり250000円である。
水揚げした漁協に販売委託していた場合は、そこから卸売業者の販売手数料、漁協の販売手数料、市場までの運賃、燃料費、仕掛け代、乗組員の人件費等々…いろいろなものが引かれることになる。
場所によって異なるが、この魚の場合販売手数料約キロ当たり500円、運送費でキロ当たり300~800円ほどはかかってくる。
つまり約150000円から運用コストや人件費を引いた額が事業者である船主(漁師)の取り分となるわけだ。
仮に100キロの魚を釣ったとして漁師の手元に残る額の平均は10万円に満たないであろう。

ここで規制について思い出してほしい。
大型魚の沿岸での漁獲枠は733トンである。これを海がある39都道府県で単純に割ると約18.7トンとなる。(実際の配分とは異なります)
18.7トン、つまり100キロの魚であればたったの187本である。それをその県にいる漁師全体で分け合わなければならないのである。
もし100人の鮪漁師がいた場合は一人当たり1.87本、確かにこれでは生活できるわけもない。
「他の漁をすればいい」という意見もあるかもしれないが、そもそも漁をするには仕掛けや餌など相応のコストがかかる。ある程度の数を釣らないと赤字なのだ。
さらに漁協としても水揚げが減れば販売手数料が減ることになり収益は悪化する。
小型の鮪の枠もあるが、それらは大型の魚に比べてキロ単価で劣る。
今回の規制は漁師と漁協、そしてそれらと関わりのある地方自治体、いわゆる「浜」そのものに打撃を与えかねないものなのである。


7.僕たちになにができるのか?

常日頃、漁業に関係のない人間である僕たちにできることはあまりにも少ない。
しかしながらこういった実態を知っているということが重要であると僕は思う。
今回の規制に関しても農林水産省の主張には矛盾が多くあった。それらは知識がないと気付くことさえできないものであった。
今はとにかく多くの人にこの問題の本質を知ってほしい。
四方を海に囲まれ古くから海洋資源に支えられて生きてきた日本国民として、資源管理のあり方について今一度考えていただきたい。
専門的な部分や細かい数値等はかなり省いて記事にしたが、多くの人に見ていただきたかったので今回はこういった内容でご容赦ください。


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華鳩 貴醸酒にごり酒

広島の日本酒
06 /26 2018
6月も後半、もうすぐ7月ですね。
7月に入るにあたって、個人的な関心ごとはクロマグロの漁獲規制が強化されることですね。

昨シーズンと異なり小型魚のみならず大型魚も規制の対象となり、TAC制度も導入され、違反時には罰則と大幅に規制が強化されるのです。
それだけなら資源保護の観点から歓迎すべきことなのですが、問題なのはその漁獲枠の分配割合です。
国内の大型魚の漁獲枠4688トンのうち、高品質な鮪を漁獲できる釣りや延縄、定置網を中心とした沿岸漁業には733トンしか割り当てられていないのです。
それなのに残りの枠は、乱獲の原因と指摘され、更に品質でも劣る巻網等に割り当てられています。(対して沿岸の733トンというのは境港の巻網船団がその気になれば、たったの2日で終わらせてしまう量です)

これでは全く規制の意味がありません、資源を枯渇させる側を優遇し、沿岸で資源を守り高品質な鮪を獲る漁師さんを苦しめるだけのクズ采配です。
大西洋やインド洋の事例を見ても真っ先に巻網を規制すべきなのは明白であり、今回の国の判断は科学的根拠を全く伴わないものだと言ってもいいでしょう。(実際今回の振り分けに関する科学的な根拠は示されていません)
その背景には大企業への忖度、また水産庁の元官僚の天下りも関わっているとの指摘もあります。
海洋国家を自称するのであれば今回の判断は間違いなく恥じるべきものでしょう。
魚を愛する人間の一人として、科学的な根拠が提示されるまで今回の振り分けは到底納得できるものではないと僕は思います。
少しでも魚に興味のある方は、今一度資源管理のありかたについて共に考えていただきたいです。
※この文章は巻網漁を否定するものではありません。問題は枠の配分であり、僕は巻網という漁法そのものが悪いとは考えていません。


えー、少々熱くなってしまいましたが、できれば多くの方に読んで、そして考えて欲しい事柄を書かせていただきました。
「うわ、ウゼー」みたいに思う方もいるかもしれませんが、前説は書きたいことを書く的なスペースなので大目に見てくださいね?
さて、それでは今日も日本酒を飲んでいきたいと思います!



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華鳩 貴醸酒にごり酒

広島県呉市の榎酒造さんで醸されるお酒です。
榎酒造さんといえば貴醸酒に定評のある酒蔵さんですね。
ブログ的には、開設当初に貴醸酒生にごりとカップのにごり酒を飲んでます。

今回頂くのはそんな華鳩の貴醸酒にごり酒です。
酒米や精米歩合などの記載はありませんが、日本酒度や酸度は記載されていますね。
日本酒度は-54で、このあたりの数値はさすが貴醸酒といったもの。
詳しいことは裏ラベルの写真をご覧ください。ちなみに一回火入れのようです。

さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香は酸に寄った甘酸っぱい香り。

含んでみると、濃厚!甘い!
がっつり濁っていて、まるで飲むヨーグルトのようなとろりとした口当たりです。
甘味はかなり強いもの。蜂蜜のようなコクのある甘さです。
甘味の後で強めの酸味と軽いガス感がやってきます。これがこのお酒の特徴と言ってもいいかもしれません。
酸味とガスで濃厚な甘味をスッキリと、味に起伏が生まれます。
後味は甘酒的な甘酸っぱさ、そして青リンゴっぽい果実感が僅かに残ります。
ちなみに上澄みだけで飲んでみると、甘さと酸味をよりダイレクトに感じられます。

とろり濃厚、超個性的なにごり酒でした。
美味しいけれど、濃厚すぎて飲み続けるのはちょっと辛いかな?
キリリと冷やして食後のデザートに飲むのが最適な一杯だと思います。

華鳩 貴醸酒にごり酒
榎酒造株式会社(広島県)
お気に入り度 8.6/10.0


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十四代 中取り大吟醸 播州山田錦 生詰(29BY)

山形の日本酒
06 /24 2018
先日、僕の会社でも健康診断が実施されました。
僕としては一応かなり自制しまして、自宅禁酒期間を設けていました。(出張や接待では浴びるほど飲みましたが…)
そうやって禁酒期間を設けると不思議なことに、嫌なはずの健康診断が楽しみになるんですよね。
「あと何日で健康診断だ!楽しみだなぁ」みたいな。健康診断前日なんか楽しみでなかなか眠れなかったほどです。
このことを健康診断当日に後輩に話したら心底呆れた顔をされました。
おかしい、僕はなにも間違ってない。


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十四代 中取り大吟醸 播州山田錦 生詰(29BY)

山形県村山市の高木酒造さんで醸されるお酒です。
現代の日本酒ブームの火付け役、圧倒的な人気を誇る「十四代」ですね。
非常に人気が高く、手に入れるのが困難な銘柄ではありますが、僕は幸運なことに度々家飲みする機会を頂いています。

今回頂くのは、十四代の中でも高級酒と位置づけていいであろう山田錦の大吟醸。
兵庫県特A地区産山田錦35%精米、アル添のお酒ですね。
春先に出ていた「角新 大吟醸」の一回火入れバージョン。
角新は一升瓶のみでしたが、こちらは四合瓶もあります。個人での消費となると一升で一万円はかなり痛いので、高級酒はやはり四合瓶が嬉しいですね。
「七垂二十貫」や「極上諸白」「超特選」と同様に年二回の出荷で、ブログには載せませんが28BYの秋ロットも頂いています。


では、早速頂いてみましょう♪
上立ち香は僅かにアルコールの清涼感が混ざったメロンのような甘い香り。
十四代なので当たり前ですが、実に十四代らしいもの。

含んでみると、ありきたりな表現ですがやはり美味い。
甘味はやや強め、柔らかさと瑞々しさを兼ね備えたもの。
若いメロンをそのまま搾ってジュースにしたような印象です。
酸味もやや強め。一瞬かなり強めに感じるのですが、不思議と甘味の邪魔はしません。
中盤には旨味もしっかりと膨らみ、魅惑的な甘旨味が楽しめます。
終盤は軽い苦味を感じさせつつ、キリッとした辛さでスッキリと。
飲み下した後はほのかな甘さと香りが残ります。

欠点らしい欠点の見当たらない、とても美味しいお酒でした。
とても美味しい大吟醸であることは間違いないのですが、僕の中では正雪斗瓶取りや究極の花垣に一歩及ばずな感じ。
居酒屋さんで飲んだ口開けの「角新 大吟醸」の方が美味しかったような気がします。
やはり生と比べると良くも悪くも落ち着いてしまっている印象なんですよね。(完成度の面ではこちらの方が高いですが)
大吟だけでもいいから角新を4合瓶で出して欲しいです。

十四代 中取り大吟醸 播州山田錦 生詰(29BY)
高木酒造株式会社(山形県)
お気に入り度 9.0/10.0


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月桂冠 NEWフリー(日本酒テイスト飲料)

日本酒以外の飲み物
06 /22 2018
アルコールテイスト飲料!!
近年急激に完成度を高め、それにより消費も伸びているジャンルだと思います。
特にノンアルコールビールの進歩は目覚しいものがありますね。
本物のビールのような華やかな香りはありませんが、しっかり冷やしこんで飲めば十分美味しいです。
なんとなく飲んだような気分になれますし、僕も休肝日のお供として頂いています。

さて、そんな感じで市民権を得ているアルコールテイスト飲料ですが、もちろん日本酒味のものも存在しているんです!
今回はそんな日本酒テイスト飲料を飲んでみたいと思います!


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月桂冠 NEWフリー

京都府京都市の月桂冠株式会社さんで製造される商品です。
月桂冠さんといえば、言わずと知れた超大手の酒造メーカーとして知られていますね。
そんな月桂冠さんが送り出す日本酒テイスト飲料がコレというわけです。

さて、スペック(?)はといいますと…
原材料は柚子抽出物、調味料(有機酸、無機塩、アミノ酸)、酸味料、香料、甘味料(ステビア)、香辛料。
米や米麹は使用されておらず、科学の力で日本酒を再現した感じでしょうか。
一度リニューアルされており、その際にアルコールだけでなくカロリーと糖質も0になったようです。
ネットで下調べをした限りではあまり良い評価は見当たりませんでしたが…果たしてどんな味なのでしょうか。

さて、それでは早速頂いてみましょう!
上立ち香はシトラスっぽい清涼感のある甘い香り。
予想以上に日本酒っぽいです!というか、こんな香りの日本酒を最近飲んだような…

含んでみると…あ~、こういう味の日本酒知ってますよ!
甘味はやや強めながらも、水っぽくさらりとしています。
シトラス系の粉末スポーツ飲料を、水1.5倍で作った感じ。
甘味の後で軽い酸味、これもやっぱり水っぽいもの。
ノンアルコールなのでもちろんですがアルコール感は皆無。
辛味や苦味、渋味といったものも感じられず、後味は薄くサラリとした甘酸っぱさが微かに残ります。

個人的な印象としては「澤の花 Beau Michelle」からアルコールを抜いて3倍希釈したもの、って感じですね。
思った以上に日本酒っぽい味でしたね。普段甘めの日本酒を飲んでるなら受け入れられる方も多いかと。
でも、もう一度買うかと聞かれると……
休肝日は炭酸水やノンアルコールビールでいいかな?

月桂冠 NEWフリー(日本酒テイスト飲料)
月桂冠株式会社(京都府)
お気に入り度 日本酒でないため評価無し


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萩の鶴 純米吟醸 別仕込 猫ラベル(夏)

宮城の日本酒
06 /20 2018
六月も半ばを過ぎ、スーパーでは境港の本鮪が多く並んでいますね。
この境港の鮪は巻網という漁法で獲られていて、資源管理の面ではお世辞にも良いものとは言えません。
一度に大量に漁獲するため処理も甘く、また魚体へのダメージもあり、血栓が見えるものもしばしば……
安価で一般層へ生の天然本鮪が供給できますし、巻網漁自体を否定するつもりはないのですが、魚好きとしては複雑な気持ちですね。
巻網優遇とも言える漁獲枠の割り当てでもかなり揉めてますし、国にはもっと資源や小規模漁業者の生活を考えて欲しいものです。

なんて小言を呟きながら、今日も日本酒を飲んじゃいましょう!


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萩の鶴 純米吟醸 別仕込 猫ラベル(夏)

宮城県栗原市の萩野酒造さんで醸されるお酒です。
「萩の鶴」と「日輪田」の銘柄があり、どちらも日本酒好きの間では知られたものですね。
「メガネ専用」とかも話題になってます。
外飲み、家飲み共に経験ありです。

今回頂くのは可愛い猫ちゃんラベルのお酒。
使用米は美山錦で精米歩合は50%。
通常の純米吟醸とは異なり、大吟醸用の酵母を使用しているようです。
この別仕込 猫ラベルは季節によって複数のバージョンが存在します。
今回は夕涼みしている猫ちゃんが描かれた、一回火入れの夏酒バージョンですね。

さて、それでは早速頂いてみましょう。
上立ち香は甘い果実香に酸が合わさったもの。
程よい強さです。

含んでみると、軽いガスと甘さがいいですね。
甘味は普通~やや強めといった程度。
リンゴとブドウを混ぜた感じの印象です。
酸は甘味から一拍遅れてやってきて、中盤に主導権を握ります。
軽いガス感も相まってフレッシュで飲みやすいですね。
苦味や渋味も感じられるものの、さほど気にならない程度のもの。
後味は軽やかな酸とアルコールの辛味でスッキリと。ほんのり甘い余韻が残ります。

温度が上がると苦味が一気に強くなります。
序盤の甘さと酸はそのままなのですが、酸と入れ替わりで強めの苦味がやってきます。
後味はこの苦味に辛味とアルコール感が加わり、締め付けられるような感じ。

このお酒はしっかり冷やして飲むことをお勧めします!
冷えてれば普通に美味しいです。少なくとも、僕は好き。
今度は火入れじゃなくて生が飲みたいですね。

萩の鶴 純米吟醸 別仕込 猫ラベル(夏)
萩野酒造株式会社(宮城県)
お気に入り度 7.8/10.0(冷えてれば8.5)


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花陽浴 純米吟醸 山田錦 直汲み(29BY)

埼玉の日本酒
06 /17 2018
僕は普段読書をするときは、スマホで購入した電子書籍を読んでいます。
しかしながら、好きな作家さんやシリーズ物といった買うことが決まっている作品以外の「面白そうな本」を探す時には今でも本屋さんに足を運ぶようにしています。
やはり平積みされている表紙を眺め、店員さんの書いたポップを見て、その上で本を選びたいですよね。
一般向けの文庫本から、ライトノベルの棚までぐるっと一周するのですが、最近の平積みされているラノベの酷いこと酷いこと…。
人気シリーズを除けばほぼ8割方が「異世界」だの「転生」だの「無双」だの「タイムリープ」だの…そういったもののオンパレード。
読まずに批判するのは良くないと思い、一冊買ってみたのですが…その…文章がね、読むに耐えないんですよ。(僕も人のこと言えませんが)
きっと面白い内容や上手い文章の作品は他にたくさんあるでしょうに…そういった作品が淘汰されているという現実に少し悲しくなりました。

さて、そんな話はどこかに置いておいて、今日も日本酒を飲んじゃいましょう!


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花陽浴 純米吟醸 山田錦 直汲み(29BY)

埼玉県羽生市の南陽醸造さんで醸されるお酒です。
当ブログのアイデンティティみたいな感じの銘柄ですね。

今回頂くのは水色の瓶、夏季限定の直汲みシリーズの第二段です。
山田錦を使用し、精米歩合は55%、その直汲み生原酒ですね。
最近の花陽浴はどういうわけか、にごりレベルに滓が絡んだお酒が多かったのですが、今回はなんと滓の量が以前並みに戻っています!

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上の写真が今回の山田錦、下が前回の美山錦。
見比べてみると一目瞭然ですね。今回の滓は底に約2mmほど、これは昨年までと同程度だと言っても良い量でしょう。
最近の花陽浴は開栓時になんとなく不安な気持ちを抱えていたのですが……今回は期待感が強いですね。
滓も少ないし、山田錦ですし!

さて、それでは早速頂いてみましょう♪
上立ち香は甘酸っぱい果実香。
粉っぽさは無く、らしい香りです。

含んでみると、しっかりフルーティーです!
甘味は強めですが、それ拮抗するくらい酸が立っていて、なんともジューシーで甘酸っぱい味わい。
パインをベースに柑橘を追加したような感じでしょう。
中盤でしっかりまろやかな旨味が膨らみます。
旨味がピークに達したところで一瞬だけ蜂蜜っぽい風味、減衰する過程でリンゴっぽさも感じられます。
若干の苦味はあるものの、雑味は少なめ。常時甘酸っぱさが楽しめます。
後味は酸味と軽い辛さで、甘酸っぱさの余韻とちょっとしたアルコールの清涼感が残ります。

あくまで僕の個人的な意見ですが、ここ最近の花陽浴(山田純大を除く)では上位に入る出来なのではないかと思います。
しっかり甘く、酸味も立ち、口当たりも良く、旨味もある。僕は好きな味でした。

花陽浴 純米吟醸 山田錦 直汲み(29BY)
南陽醸造株式会社(埼玉県)
お気に入り度 9.0/10.0

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金婚 平成29年度全国新酒鑑評会 出品酒

東京の日本酒
06 /14 2018
気付いている方もいるかもしれませんが、少し前から予約投稿を始めました。
いざ始めてみるとストックがあることで結構気が楽になるんですよね。
ただこの前説では、タイムリーなネタが取り入れられないという弊害が出てきます。
政治ネタや天気ネタは今後難しくなってくるかもしれません。
今でも正直ネタ切れ感のある前説ですが…思いつく限りは続けていくつもりなのでよろしければお付き合いください。


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金婚 平成29年度全国新酒鑑評会 出品酒

東京都東村山市の豊島屋酒造さんで醸されるお酒です。
豊島屋酒造さんといえば、このブログを見てくださっている方には「屋守」という銘柄の方が馴染み深いかもしれませんね。
「屋守」に「金婚」、「利多」など…銘柄数は結構多く、手広くやっている印象の酒蔵さんです。
屋守と金婚は家飲み、外飲み共に経験有り。

今回頂くのは、金婚の鑑評会出品酒です。
使用米や山田錦で精米歩合は35%。酵母はM-310酵母を使用しています。
ラベルに詳細は書かれていませんが、おそらく斗瓶取りの大吟醸になるのでしょう。
ラベルでわかる通り平成29年度全国新酒鑑評会に出品されたものと同様のお酒です。
先日、豊島屋酒造さんでは呑み切りの一般公開があり、このお酒はその時に購入しました。
情報提供していただいた佐藤さんには感謝です!

さて、それでは早速頂いてみましょう!
上立ち香は清涼感のあるもの。ほんのり甘さも混ざります。

含んでみるとキレが良く爽やかな味わいです。
甘味はやや弱め、若干の青さを伴ったものでさほど目立ちません。
続いてややエッジの効いた爽やかな酸味と、ふわりと目立ちすぎない程度の含み香が感じられます。
なんとなく熟す前の青リンゴ的な印象です。
後半は若干の苦味とキリリとした強めの辛味が出てきます。
後味はとてもスッキリとしたもの。

爽やかな酸と程よい香りを、シャープな辛さで纏めた淡麗辛口なお酒でした。
個人的には脂弱めの白身魚と合わせたい味でしたね。
考えてみれば屋守もブログ的には未登場ですし、近々豊島屋酒造さんの他のお酒も飲んでみようと思います。

金婚 平成29年度全国新酒鑑評会 出品酒
豊島屋酒造株式会社(東京都)
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獺祭 試 米国産米カルローズ80%使用 磨き23

山口の日本酒
06 /11 2018
先日、父親の還暦と両親の結婚記念日を祝うため家族で食事会を開きました。
お店のセッティングと親父へのプレゼント僕の役目で、どちらも一生懸命考えて選んだんです。
お店は僕の知り合いの中で一番上等な寿司割烹のお店、プレゼントは運動好きな親父のためにスポーツウォッチにしました。
選んだお店は料理も上品で雰囲気も良く、順調に会は進んでいきました。
そして僕がプレゼントを渡し、親父がその包装を解いた時、事件は起きたのです…。
中に入っていた箱を見て、なにやら気まずい顔をする母親と妹、弟にいたっては何故か爆笑。
みんなの反応に一人戸惑う僕に、親父は軽く笑みを浮かべながら説明してくれました。
実は親父が以前使っていた時計が3日前に壊れてしまい、僕がプレゼントしたのは親父が前日に自腹で購入したものと同じモデルの色違いだったのです!
いやぁ、まさかこんなことが起こるとは思いませんでしたよ…実家で一緒に暮らしていればこの状況に対応して時計は自分用にし、新しいプレゼントを急いで探したのですが……後の祭りですね。
正直、ものすごくやるせない気持ちになったのですが、本人はこんなプレゼントでも喜んでくれましたし、良しとしましょう。

なんだか前説が長くなってしまいましたね。熱い自分語りは嫌われる原因になりますから、ほどほどにしないと…
それでは今日も日本酒を飲んでいきましょう!


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獺祭 試 米国産米カルローズ80%使用 磨き23

山口県岩国市の旭酒造さんで醸されるお酒です。
言わずと知れた有名銘柄「獺祭」ですね。
ブログ的には初登場ですが、家飲み外飲み共に何度もあります。
ただ、自分で獺祭を購入するのはおそらく3年ぶりくらいかと思います。
あとどうでもいいことですけど「獺祭」って変換しにくいですね。僕は「だっさい」ではなく「かわうそまつり」と打ち込んでます(笑)

今回頂くのはなんとアメリカ産のお米を使った獺祭です!
使用するのは米国カリフォルニア州オリジナルのお米であるカルローズ。
カルローズは分類的にはジャポニカ種ですが、形体はジャポニカ種(日本米)とインディカ種(タイ米)の中間の一風変わったお米。(実際には短粒種と長粒種の中間なのですが、ここではわかりやすくするためこの表現で)
見た目の通り、ジャポニカ種とインディカ種の中間的な食味のようで、現地では食用米として親しまれているらしいです。

そのカルローズを80%使用し(おそらく掛け米)、精米歩合は23%。
アルコール分は14.5%と通常の二割三分(16%)よりも低め。
アメリカでお酒を生産することと海外市場での流通を見据えて造られた、非常に挑戦的なお酒と言えるものですね。
そして試験醸造のためか価格はなんと1000円!(4合瓶・税抜き)
いくらアメリカ産のお米での試験醸造だからって、ちょっと安すぎじゃないですかね?


さて、それでは早速頂いてみましょう!
上立ち香はふわりと甘い果実香。
弱くないけどあざとくない、丁度良い塩梅です。

含んでみると…値段を考えれば普通に美味しいじゃないですか。
甘味は普通~やや弱めといった強さ。マスカット?デラウェア?な感じの甘さで、柔らかさはあるけど水っぽい。
酸は中盤で顔を出して、強さは程々のもの。
酸と辛さが同時に出てくるような感じで、中盤でちょっぴりピリッと感があります。
後半は水のような印象で、サラリとした後味です。
常温だとややアルコールと辛さが立つかな?冷やして飲むのがいいかもしれません。

サラリとしていて飲みやすいお酒でしたね。
一個人の意見としてはやや味気ない気もしますが、決して美味しくないわけではありません。
挑戦的、味も悪くない、コスパ的には一飲の価値有りなお酒です。

紹介:「酔いどれオタクの日本酒感想記」さんの同スペックの記事(ロット違い)
https://marumechi.blog.fc2.com/blog-entry-1069.html#comment


獺祭 試 米国産米カルローズ80%使用 磨き23
旭酒造株式会社(山口県)
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黒龍 貴醸酒

福井の日本酒
06 /08 2018
先日、関東地方も入梅が発表されましたね。
今年はどんな梅雨になるのか分かりませんが、どう転んでも平常時よりも雨が増えるのは確実でしょう。
僕は会社へ行くにも酒屋へ行くにも、移動手段はバイクなのでこの時期は憂鬱です。
雨の中、バイクで走るのも嫌いではないけれど…当たり前ですが濡れてしまいますからね。
早く梅雨明けを迎えてもらいたいものです。

それでは湿気に負けず、今日も日本酒を飲んでいきましょう!


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黒龍 貴醸酒

福井県吉田郡の黒龍酒造さんで醸されるお酒です。
「黒龍」というお酒は、現代において確固たる地位を築いている大人気銘柄と言っても良いでしょう。
ブログ的には初登場ですがもちろん家飲み、外飲み共に経験有り。
ブログを始めてからも純吟や三十八号、垂れ口は家飲みしてます。(友人と共に飲んだためお蔵入り)

今回頂くのは黒龍の貴醸酒、今話題の新商品です。
このようなブログを見てくださっている方には説明不要かもしれませんが、貴醸酒をザックリ説明すると、「日本酒を仕込むときに使用するお水の代わりにお酒を使って造ったお酒」ですね。
このお酒の場合は仕込み水の代わりに「黒龍 純吟」を使用しているようです。
使用米は福井県産五百万石、精米歩合は55%。このあたりは純吟と同様ですね。
また日本酒度は-34.5でアルコールは12%です。

さて、それでは早速頂いてみましょう♪
上立ち香はアプリコットのような甘い香り。
そこに若干の清涼感も混ざり、好印象。

含んでみると、これはなかなか……結論から言いますと僕は好きです!
甘味はもちろんかなり強め、どこか麦芽糖を思わせる口当たりと甘味…始めて飲むのにどこか懐かしい甘味です。
そこに酸と含み香が加わり、杏のようなフルーツ感が生まれます。それに加え若干メロンっぽさもあるかな?
貴醸酒としては比較的綺麗なタイプですが、しっかりとしたコクもありますね。
後味は甘味の強さの割には爽やかなもので、程よく甘い余韻があります。
冷やした状態では甘味が弱まり酸が立ち甘爽やかな印象ですが、常温に近くなるとまさに杏味の麦芽糖といったような魅惑的な甘旨味が感じられます。

僕が貴醸酒好きなせいもあるかもしれませんが、4合瓶で売り出して欲しいと思ってしまうようなお酒でした。
熟成物も飲んでみたいですね。貴醸酒は熟成させると化けますから。
あと貴醸酒といえばバニラアイスと相性が良いことで有名ですが、僕はこのお酒にバニラアイスはまだ早いと思います。3年くらい寝かせてから合わせてみたいです。
今度酒屋さんに行ったときに売っていたら、熟成用に何本か買っておきたいですね。

紹介:「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの同スペック記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1071443337.html

黒龍 貴醸酒
黒龍酒造株式会社(福井県)
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すん

20代後半のオタク会社員。

好きなお酒は花陽浴や正雪など・・・
好きなアニメはラブライブ!や機動戦艦ナデシコなど・・・