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正雪 純米大吟醸 山田穂

静岡の日本酒
11 /06 2018
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正雪 純米大吟醸 山田穂

静岡県静岡市の神沢川酒造さんで醸されるお酒です。
僕のお気に入り銘柄のうちの一つ「正雪」ですね。

今回頂くのは山田穂を使用したお酒です。
おそらくこのようなブログをご覧であれば大半の方がご存知でしょうが、「山田穂」は現代において非常に高い評価を得ている酒米である山田錦の母方にあたるお米です。
一度は表舞台から姿を消した、いわゆる「幻の酒米」というやつですね。
このような「幻の酒米」と称され復活するに至った品種全般に言えることですが、近年栽培量が増え様々な酒蔵で使用されるようになっていますね。
これは農家の方の情熱はもちろんのこと、日本酒業界を初めとした第二次産業の方向性が大きな要因となっていると思うのですが…それは長くなりそうなのでまた別の機会に。

とにもかくにも今回頂くのはそんな「山田穂」を使用した正雪です。
メタリックなラベルで写真が撮りづらい為、今回はラベルに書かれていることをそのまま記します。
まったく、このラベルは綺麗だとは思いますが、こういった時は不便なんですよね。

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
アルコール分 15度以上16度未満  精米歩合 50%
山田穂100%使用  お酒は20歳になってから。
製造者
静岡県静岡市清水区由比一八一
株式会社 神沢川酒造


と、こんな内容のお酒です!
以前から飲んでみたいと思っていたのですが、首都圏ではなかなかお目にかかれず…先日静岡に遊びに行った際にようやく購入できました。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香はゆったりとしたバナナ系の香り。
あまり派手ではなく、穏やかで柔らかい感じ。

含んでみると…こりゃ静岡まで足を運んだ甲斐がありましたぜ。
甘味はやや強め程度のもの。これがなかなか魅惑的。
序盤から旨味を伴った、ふくよかでややクリーミーな甘味です。
バナナにバニラ、まろやかな口当たりが合わさって、バナナシェイクを思い出させるような甘旨味。
中盤は酸も程よく主張して、「濃いけれど重くない」と思える程度に味わいを引き締めてくれます。
後味は軽い苦味と舌先にキュッとした酸味、軽くバニラ的な香りが残ります。

初日で飲み干してしまいそうでしたが、ぐっと堪えて開栓3日目。
予想はしていましたが、水っぽくなりましたね。
クリーミーさや濃厚なバナナ感、バニラ的な香りは軒並み減衰していますね。
代わって出てくるのは、若いメロンのような瑞々しさ。これはこれで正雪らしい味ですね。
正雪を飲まれている方には、レギュラー品の純吟に近づいたと言えばわかりやすいかと思います。


ふくよかで包容力のある甘旨味が魅力の初日、そしてそれ以降も正雪らしい味が楽しめるお酒でした。
ただ僕としては初日の方が断然好きですね。あの味は魅惑的でありながら安心感がありました。
ブログを書いていなければ、間違いなく初日で飲みきっていましたね。
このスペックは来年も飲みたいなぁ…。

正雪 純米大吟醸 山田穂
株式会社神沢川酒造(静岡県)
お気に入り度 8.8/10.0(初日は9.1)

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奈良萬 純米大吟醸 おりがらみ

福島の日本酒
10 /19 2018
いやぁ、ついこの間年が変わったと思ったのに、気がつけば早いもので10月も半ばですね。
ぼちぼち年末商材の商談も始まり、年の瀬の気配を感じられる季節です。

そんな季節の移り変わりに合わせて夏アニメが終わり、秋アニメも続々始まりましたね。今期は豊作だと思います!
僕的には特撮リスペクトのバトルシーンに可愛いヒロインまで完備の「SSSS.GRIDMAN」、原作が好きな「寄宿学校のジュリエット」、アニメ化を知ってから原作を我慢していた「やがて君になる」が楽しみです!
他にも禁書やSAOといった人気作や、ゴブリンだったりゾンビだったりメイドだったり……これから年末にかけて忙しくなりますが、見逃せない作品がてんこ盛りですね。

さて、そんなアニメを楽しみつつ、今日も日本酒を飲んでいきましょう!


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奈良萬 純米大吟醸 おりがらみ

福島県喜多方市の夢心酒造さんで醸されるお酒です。
好きな銘柄の一つで、ブログでの登場は2回目。上から下まで、外では数え切れないくらい飲んでます。
前回の記事でも書いていますが、「大森弾丸ツアー」の参加蔵の一つですね。
福島県内、全国共に比較的知名度も高く、いわゆる「地酒」の括りでは流通量も多い銘柄なのではないかと思います。

今回頂くのは奈良萬のちょっとお高いお酒です。
福島県産の五百万石を使用し、精米歩合は48%の純米大吟醸。
使用酵母はうつくしま夢酵母かと。そのおりがらみ生酒ですね。


さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香は結構しっかり香ります。
強めにセメダイン、そこにバナナと青臭さを伴ったメロンが合わさった感じ。
初日はやや露骨ですが、2日ほど置くと穏やかになります。

含んでみると、安心と信頼の奈良萬味。美味しいです。
甘味はやや強め、強いけれどやや清涼感が感じられます。
上立ち香で感じられたように、バナナ+若いメロン、それからマスカットの皮に近い部分みたいな印象。
酸もしっかり感じられ、ピチピチとしたガスと相まってフレッシュジューシーな感じ。
中盤は滓の粉っぽさでミルキーな感じ、旨味の膨らみはやや控えめかな?
終盤は粉っぽさを伴った軽い苦味、穏やかな甘味がありつつも、自然で大人しい引き際です。
開栓後ガスは3日目前後まで持続、個人的には2日目が最もバランスが良く感じました。

一日目はやや香りが強く感じましたが、それでも美味しいお酒だと感じました。
以前も書きましたが奈良萬は静岡吟醸とも通じるような味わいで、なんとなく舌に馴染むんですよね。
ただ静岡酒の大吟、純大クラスと比べると、このの奈良萬はやや「うるさい」味かもしれません。でも僕は好きです。
そしてやはり奈良萬にはガス感が似合うとも再確認できました。これからの新酒シーズン、フレッシュなお酒を再び味わいたいと思わせてくれるお酒でした。

奈良萬 純米大吟醸 おりがらみ
夢心酒造株式会社(福島県)
お気に入り度 8.8/10.0

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天弓 純米大吟醸 藍天

山形の日本酒
08 /24 2018
お盆が開けてからも出張だ何だと少々忙しく、また更新の間が空いてしまいました。
家飲みの時間も文章を書く時間も減って、なんだか不定期更新みたいな感じになってしまっていますが、もうちょっとこんな感じが続くかもしれません…。
来月半ばからは以前のようなペースに戻れると思いますので、気が向いたら覗いてみてくださいね。

さて、それでは本日も日本酒を飲んでいきましょう!


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天弓 純米大吟醸 藍天

山形県南陽市の東の麓酒造さんで醸されるお酒です。
メイン銘柄は「東の麓」、この「天弓」は特約店限定の東北芸術工科大学とのコラボレーション商品です。
気に入っている銘柄の一つで、以前「桜雨」と「喜雨」を紹介しています。

今回頂くのは「藍天」。名前に「天」が入る晴れの日向きの高級スペックです。
つい最近発売された「暁天」という大吟醸が出るまでは、天弓のフラッグシップだったお酒です。
使用米は山形県産の雪女神、精米歩合は40%の純米大吟醸。
雪女神は出羽の里と蔵の華を掛け合わせて誕生した酒造好適米ですね。
同じ山形の出羽燦々と比較して、より大吟醸に向く特徴を持っているようです。
まだ生産量は少ないようですが、昨年あたりから山形県の多くの酒蔵で使われるようになりましたね。
雪女神を使用したお酒は、外では度々飲んでいますが家飲みは今回が初です。

さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は若干アルコールの混ざった南国果実系の香り。
やはり桜雨あたりの穏やかな香りと比べると、かなり華やかなもの。

味わいは優等生的なもの。
甘味は普通程度の強さ。線が細く透明感があります。
酸は目立たず、旨味のふくらみもやや控えめ。
旨味は甘味同様線が細く淡いもの。良く言えばお上品です。
後半はアルコールの清涼感を伴った辛味でスッキリとしたもの。
微かに中盤の旨味の余韻も残ります。

繊細で綺麗なお酒だと思います。
普段飲みならば確実に桜雨、白雨の方が評価は上だと思いますが、特別な日には藍天の方が合うでしょう。
コンセプト通り晴れの日向き、そしてその中ではかなりコスパの高い部類かと思います。
やはり天弓は好みにの酒質ですね。
まだ一文字も書けていませんが、近いうちに「翠雨」の記事もアップ予定です。
「暁天」はまだ手に入れられていませんが、今年中には飲んでみたいですね。

天弓 純米大吟醸 藍天
東の麓酒造有限会社(山形県)
お気に入り度 8.8/10.0


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風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り

奈良の日本酒
07 /25 2018
先日、バイクで酒屋さんに向かっていたときのことです。
いきなりタオルを振り回したオバサンが車道に飛び出してきて、急ブレーキ。どうにか衝突する寸前で止まることができました。
よっぽど深刻なことでもあって助けを求めているのかと思ったのですが、泣きながら「お前に私の悲しみがわかるか!」だとか「私はお前が許せないんだよ!」とか叫びだす始末…。
年上の女性を泣かせるような行為は悲しいことに身に覚えがありませんし、冤罪ですね。
どうにか歩道まで誘導して警察を呼んで事なきを得たのですが、ほんと一瞬ひやりとしてましたよ。気付くのが遅れていたら大惨事ですからね。
みなさまも他人にどうしても主張したいことがあったとしても、いきなり車道に飛び出したりしてはいけませんよ?

さて、人を轢いたりすることもなく平穏に過ごせる喜びを感じつつ、今日もお酒を飲んじゃいましょう!


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風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り

奈良県御所市の油長酒造さんで醸されるお酒です。
前回に引き続き、笊籬採りですね。
「酔いどれオタクの日本酒感想記」さんの推しの一つであり、僕が笊籬採りを飲みたいと思っていたのもだいたいそちらの記事のせいです。

今回頂くのは雄町使用の笊籬採りです。
岡山県産の雄町を使用し、精米歩合は60%の純米吟醸。
例によって無濾過生原酒ですね。
「しぼり華」でも最も好きなスペックで、そちらも昨年8月に紹介してますね。
ネットでいろいろな記事を読んでみると、笊籬採りの中でも高く評価されているものだと伺えます。


さて、それでは早速いただいてみましょう♪
上立ち香は若いメロンにマスカット、あと乳酸っぽい酸っぱさが混ざり合ったもの。
イメージしていたよりも複雑な感じ?

含むと、想像していたよりも酸が立っています。
甘味はやや強め、マスカットサイダーにメロン果汁を少し垂らしたような…そんな印象。
頭に残っていた28BYしぼり華の印象よりも、弱めの甘味のように感じます。もしくは、他の要素によって弱く感じているのか…?
酸も同様にやや強め、乳酸飲料に白ワインを足したようなもの。
そして旨味もしっかり。酸味と旨味の相乗効果なのか、中盤が結構厚く思えます。
後半は軽い苦味で味わいを引き締めた後で、再びふわりと果実感が広がります。
この果実感が良い、柔らかくまろやかで素直です。
後味はその果実感を微かに残しつつ、僅かなアルコール感で自然なスッキリ感。

複雑だけど万人受けすると思う、そんな不思議なお酒でした。
爽やかなガス、ほどよい果実感、複雑さを演出する酸味と旨味、なんとなく「全部乗せ」的な印象を受けました。
ネット上での評判は非常に高いこの雄町純吟笊籬採りですが、個人的にはしぼり華の方にもいいとことがあるし甲乙つけがたいものだと思います。

風の森 雄町 純米吟醸 笊籬採り
油長酒造株式会社(奈良県)
お気に入り度 8.9/10.0

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花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)

埼玉の日本酒
07 /17 2018
いやぁ、ここのところ毎日暑いですね!
本土に九州、四国はどこも例外なく暑いと思います。北海道はともかく沖縄が「避暑地」となってしまうような7月中旬としては異常事態でしょう。
豪雨による洪水被害に続き、この暑さに見舞われている被災地の方々は本当に大変だと思います。心よりお見舞い申し上げます。
私事ではございますが、広島にお世話になった先生が住んでいて、未だに連絡が取れず心配です。

とはいえ、ブログ的には日本酒紹介しかやることがないですからね
暑さに負けないように、今日も日本酒を飲んでいきましょう!


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花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)

埼玉県羽生市の南陽醸造さんで醸されるお酒です。
当ブログにおける登場回数不動の一位。
というか、おそらくこのブログを続けている限り回数で花陽浴を超える銘柄は現れないでしょう。

今回頂くのは水色の瓶、夏季限定の直汲みシリーズの第三段です。
備前雄町を使用し、精米歩合は55%、その直汲み生原酒ですね。
最近の花陽浴の不安要素のひとつであった滓の量も、前回の山田錦と同様に前年並みと言える物になっています。
不安要素という点では滓とは別に「薄青瓶問題」というものがありますね。酒飲み界隈で話題となっているやつです。
これに関しては「酔いどれオタクの日本酒感想記」さんが記事にされていますので、興味のある方は下記のリンクよりそちらをご覧ください。
いっそ数ヶ月寝かせてみようかとも思ったのですが、僕はそこまで自身に対する加虐趣味はありませんし、なにより冷蔵庫の事情を考えて購入後間もなくの開栓です。
まだ準備中ではありますが「薄青瓶問題」に関しては、8月上旬を目安に軽い実験&考察記事を書けたらいいなと思っていたりもします。(あくまで僕らしく、な記事になる予定です)


さて、それでは早速いただいてみましょう!
上立ち香はややアルコール強めの甘い果実っぽい香り。

含むと実にしっかりとした感じがします。
甘味は強め、そして酸も拮抗する強さのもの。
いわゆるジューシーで甘酸っぱい立ち上がりです。
花陽浴らしくパイン系な感じなのですが、それをのんびり味わうタイプではありません。
甘酸っぱさを追いかけるようにやや癖のある旨味がやってきます。
そして苦味と渋味もやや強めに感じられます。
やや苦渋強めな気もしますが、花陽浴の雄町らしいと言えばらしい味です。
後味は甘酸っぱさと苦味が混ざり合ったものを、軽い辛味で切る感じかな?

二日目以降は苦味と渋味が弱まり、まろやかな味わいに。棘が取れたと表現するのがいいかもしれません。
ややフラットな印象になりますが、それでも苦味は程よく残り、甘酸っぱさは健在。
まったり飲むなら迷わず二日目以降でしょう。

どのスペックでも言えることですが、僕は冬春のものよりもこの直汲みverの方が好きですね。
気のせいかもしれませんが、毎年コッチの方が安定している気がするんです。
幸いなことに薄青瓶問題で挙げられている老ね感とは無縁の味わいでした。
入手難度上昇中の花陽浴ですが、今後も継続的に飲んでいきたいところです。

参考記事:「酔いどれオタクの日本酒感想記」さん  ”日本酒「薄青瓶問題」について”
https://marumechi.blog.fc2.com/blog-entry-930.html


花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み(29BY)
南陽醸造株式会社(埼玉県)
お気に入り度 8.8/10.0



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すん

20代後半のオタク会社員。

好きなお酒は花陽浴や正雪など・・・
好きなアニメはラブライブ!や機動戦艦ナデシコなど・・・